愛知県一宮市で南部中学(南中)・丹陽中学(丹中)専門の学習塾を営む修徳ゼミナールの木村です。
今日は高校入試の合格発表の日ですね。
受験勉強お疲れさまでした。
合格したみなさん、おめでとうございます。
残念ながら不合格になってしまった人がいたらごめんなさい。
塾長の力不足で合格を勝ち取ってもらうことができませんでした。
振り返ってみるとわかると思いますが中学生までは自分の意志で学校を選んだわけではなく地域で決まった来ました。
しかし高校を選ぶときは親や学校の先生、塾の先生のアドバイスがあったと思いますが、最終的には自分の意志で受験する高校を決めたと思います。
自分の人生の最初の大きな意思決定をしたといってもいいでしょう。
どんな結果でも受けとめて先に進んでもらいたいと願っています。
4月から高校生になると中学生の時と違い、いろいろと自由になって自分の意志で決めること増えてきます。
親もだんだんと口出しすることが減ってくると思います。
高校の先生も中学の時のように細かいことを言わなくなります。
それは君が成長して自分のことに責任が持てるようになってきたと認められてきたからです。
年齢が上がってくるとその裁量が増えて来てますます自由になってくるはずです。
高校を卒業して大学や短大、専門学校に進学するか、就職するかは自分で決めることになります。
18歳になると選挙権も与えられ、20差になれば成人となり法律上でも自分のことは自分で全て決めることができるようになります。
「大人は自由でいいなぁ」と感じたことはありませんでしたか?
それは大人は自分の行動に対して責任を取ることができるからです。
君たちも自由になった分責任が増えてきたということを忘れないようにしてください。
これからの人生どうなるかはすべて君の日ごろに小さな選択で決まってきます。
数学の時にやった図形のことを思い出してください。
たった1度の角度違いでも距離が伸びてくればだんだん離れてきます。
高校は入試で選抜されるのでどの高校でも入学時には学力的にはそれほど大きさ差はありません。
しかし3年後には大きな差がついてきます。
それは1回の選択でついた1度の角度の差が3年間積み重なった結果だと思います。
どうか選択をするときに楽な方に、後回しにする選択をしないようにしてください。
これからの高校生活で少しでもこのアドバイスを気に留めてくれて、よい選択をしてもらうことが出来たらこの上ない喜びです。